【新唐人2010年8月30日付ニュース】中国広東省・江門市(こうもんし)の衛生局は、市民の7割が「※肝吸虫」に感染していると発表。その後政府は、感染率は13%未満だと訂正しましたが、この感染の広がりは、生魚が招いているそうです。
報道によると、肝吸虫は広東省一帯で広まっており、主な感染者は会社の社長や官僚などです。病院関係者は「生魚を食べるため、市民の2割から3割は感染している」と述べます。
病院感染科
医療関係者
「2~3割ですね。悪化すると肝硬変になります。根治は難しいです。大体 検便で見つかりますが、多くは無症状です。特に淡水魚に寄生虫がいます」
江門市の水産協会の頼会長によると、池のほとりには大体トイレがあり、人の肥やしを魚の餌にするという考え方も根強いそうです。
頼遠軍
水産協会会長
「肝吸虫は魚特に刺身です。海や湖の魚のほか、豚、 鴨養殖魚も危険。田舎では糞便がまだ使われています」
報道によると、広東省・江門市の衛生局のサンプル調査では、400万の市民のうち、7割が肝吸虫の感染者。ただし、政府はその後、13%未満だと訂正しました。
新唐人記者がお送りしました。
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※肝吸虫(かんきゅうちゅう) Clonorchis sinensis は、ヒトなどの哺乳類を終宿主とする、肝臓の胆管に寄生する吸虫。肝臓ジストマと呼ばれてきた。